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高濃度液状高分子凝集剤

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高濃度液状高分子凝集剤
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高濃度液状高分子凝集剤 アコフロック E・ アロンフロックE

Eシリーズは、高濃度液状高分子凝集剤であり、従来の粉末凝集剤に比較し、省力化、及び自動化がしやすく、また溶解が速いため溶解設備等の改善が可能な商品です。
アコフロックEは、ノニオン系、アニオン系、アロンフロックEはカチオン系を用意し、それぞれの用途に合わせ、最高の効果が発揮できるよう、豊富なラインアップを構成し、皆様のニーズにお応えします。

Eシリーズの特徴

1.溶解性に優れています。
従来の粉末凝集剤が、90%以上溶解するのに40分~60分要するのに対し、 Eシリーズは、溶解方法にもよりますが、数分で使用可能です。

2.作業者の省力化に適します。
Eシリーズは、液状であるため、自動溶解/連続自動溶解が粉末に比べ簡単です。
また、溶解が早いため溶解設備を従来に比べコンパクト化することが可能です。

3.凝集性能/脱水性能に優れています。
Eシリーズは、従来の粉末品の製造法と異なり、エマルション重合法により製造しております。 特に脱水性能において、優れた性能を発揮します。 

4.粉末の飛散がありません。
Eシリーズは、液状であるため、粉末のような投入時の飛散はなく、作業環境の改善が可能です。

アコフロックE 銘柄一覧表【ノニオン/アニオン】

銘柄 主成分 イオン性 形状 分子量h(万) 比重 製品粘度
(mPa・s)
製品pH 水溶液粘度h(mPa・s) 水溶液pH 使用濃度(%) 有効pH領域 用途
2300S ポリアクリルアミド ノニオン 乳白〜
淡黄色
液状
1200 1.03 200〜600 7.0 5〜15 5.0〜7.0 0.125〜0.5 3〜10 強酸性・酸性領域の固液分離特性に優れる
金属精錬・金属加工業廃水処理
紙パルプ工業廃水処理
2300 微アニオン性ポリアクリルアミド 微アニオン 乳白〜
淡黄色
液状
1200 1.03 200〜700 7.0 30〜130 5.0〜7.0 0.125〜0.5 3〜10
2302N 微アニオン性ポリアクリルアミド 微アニオン 乳白〜
淡黄色
液状
1000 1.02 200〜600 6.0 5〜100 5.0〜7.0 0.125〜0.5 3〜10
2332N アニオン性ポリアクリルアミド 弱アニオン 乳白〜
淡黄色
液状
1200 1.02 200〜600 6.0 50〜250 5.0〜7.0 0.125〜0.5 4〜10 一般産業廃水の固液分離・脱水

骨材洗浄廃水処理・脱水処理並びに土木工事関連の泥水処理

紙・パルプ、白水回収、アルミナ赤泥処理等
2331 アニオン性ポリアクリルアミド 弱アニオン 乳白〜
淡黄色
液状
1500 1.04 400〜800 6.0 100〜300 6.0〜8.0 0.125〜0.5 5〜12
2341 アニオン性ポリアクリルアミド 中アニオン 乳白〜
淡黄色
液状
1600 1.04 400〜800 7.0 150〜350 6.0〜8.0 0.125〜0.5 5〜12
2650 アニオン性ポリアクリルアミド 中アニオン 乳白〜
淡黄色
液状
900 1.04 200〜700 6.0 200〜400 5.5〜7.5 0.125〜0.5 5〜12
2360 アニオン性ポリアクリルアミド 中アニオン 乳白〜
淡黄色
液状
1800 1.04 300〜700 6.0 200〜450 6.0〜8.0 0.125〜0.5 5〜12
2371 アニオン性ポリアクリルアミド 中強アニオン 乳白〜
淡黄色
液状
1900 1.07 200〜600 7.0 200〜600 7.0〜9.0 0.125〜0.5 5〜12
2490 ポリアクリル酸塩系 強アニオン 乳白〜
淡黄色
液状
1300 1.05 200〜600 7.0 300〜500 7.0〜9.0 0.125〜0.5 5〜12
上記一覧表に記載した銘柄以外に各種汚泥に合わせた銘柄も取り揃えております。また掲載した代表数値は、仕様変更などにより異なる場合があります。
1 水溶液濃度・pH ノニオン・アニオン:400倍希釈
2 製品粘度:水溶液粘度 ローター:No.1、2、3 回転数:30rpm

アロンフロックE 銘柄一覧表【カチオン】

銘柄 主成分 イオン性 形状 分子量(万) 比重 製品粘度(mPa・s) 製品pH 水溶液粘度(mPa・s) 水溶液pH 使用濃度(%) 有効pH領域 用途
1310N カチオン性ポリアクリルアミド 弱カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
700 1.00 100〜400 4.0 200〜400 4.0〜6.0 0.25〜0.75 3〜10 紙パルプ、金属加工業の廃水処理
3130 カチオン性ポリアクリルアミド 中カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
800 1.03 200〜600 3.0 300〜700 3.0〜5.0 0.25〜0.75 3〜10
3150 カチオン性ポリアクリルアミド 中カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
700 1.02 600〜1200 3.0 300〜600 3.0〜5.0 0.25〜0.75 3〜10 有機系汚泥の固液分離・脱水用
紙パルプ・化学・食品工業等の廃水処理

都市下水・し尿処理等における固液分離・
脱水用汚泥の遠心分離処理(濃縮・脱水)
その他
3360 カチオン性ポリアクリルアミド 中カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
700 1.02 400〜1200 3.0 150〜550 2.5〜4.5 0.25〜0.75 3〜10
SD2061 カチオン性ポリアクリルアミド 中カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
300 1.01 250〜650 3.0 250〜450 3.0〜5.0 0.25〜0.75 3〜10
3560 カチオン性ポリアクリルアミド 中カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
100 1.03 200〜600 4.0 600〜1000 4.0〜6.0 0.25〜0.75 3〜10
3180 カチオン性ポリアクリルアミド 強カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
700 1.02 400〜800 3.0 350〜550 3.0〜5.0 0.25〜0.75 3〜10
3380 カチオン性ポリアクリルアミド 強カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
500 1.02 400〜800 3.0 250〜550 3.0〜5.0 0.25〜0.75 3〜10
SD2081 カチオン性ポリアクリルアミド 強カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
400 1.02 400〜800 3.0 500〜800 3.0〜5.0 0.25〜0.75 3〜10
3580 カチオン性ポリアクリルアミド 強カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
100 1.01 600〜1200 4.0 800〜1200 3.0〜5.0 0.25〜0.75 3〜10
3589 カチオン性ポリアクリルアミド 強カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
100 1.02 400〜800 3.0 800〜1200 3.0〜5.0 0.25〜0.75 3〜10
3390 カチオン性ポリアクリルアミド 強カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
600 1.00 400〜800 3.0 150〜450 3.0〜5.0 0.25〜0.75 3〜10
3590 カチオン性ポリアクリルアミド 強カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
100 1.02 200〜800 3.0 500〜900 2.5〜4.5 0.25〜0.75 3〜10
3300 カチオン性ポリアクリルアミド 強カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
200 1.00 300〜700 3.0 150〜450 2.5〜4.5 0.25〜0.75 3〜10
3500 カチオン性ポリアクリルアミド 強カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
150 1.00 300〜1000 3.0 300〜700 2.5〜4.5 0.25〜0.75 3〜10
1600 ポリメタアクリル酸エステル 強カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
150 1.00 400〜800 4.0 100〜300 3.5〜5.5 0.25〜0.75 3〜10
5561 難脱水汚泥用ポリアクリルアミド 中カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
300 1.03 200〜700 3.0 300〜500 2.5〜4.5 0.25〜0.75 3〜10 有機系汚泥の高率脱水用・難脱水汚泥
処理用
5571 難脱水汚泥用ポリアクリルアミド 中カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
300 1.02 200〜600 3.0 300〜600 2.5〜4.5 0.25〜0.75 3〜10
5591 難脱水汚泥用ポリアクリルアミド 強カチオン 乳白〜
淡黄色
液状
200 1.02 200〜600 3.0 200〜600 2.5〜4.5 0.25〜0.75 3〜10
上記一覧表に記載した銘柄以外に各種汚泥に合わせた銘柄も取り揃えております。また掲載した代表数値は、仕様変更などにより異なる場合があります。
1 水溶液濃度・pH カチオン・両性:200倍希釈
2 製品粘度:水溶液粘度 ローター:No.1、2、3 回転数:30rpm

使用方法

1.溶解濃度
Eシリーズの溶解濃度は、溶解装置との関連で適正な濃度を選定して下さい。(銘柄別の、最適濃度は、銘柄一覧表をご覧下さい) 最適溶解濃度は、ノニオン・アニオン銘柄は400倍希釈、カチオン銘柄は200倍希釈をお奨めします。

2.溶解水について
溶解水はpHが中性で、硬度の低い水をご使用下さい。 良質の溶解水が無い場合でも、Eシリーズは非常に溶解性が優れていますから、粉末品より優れた効果が得られる場合があります。 (ご使用前にご相談下さい)

3.溶解方法
Eシリーズの溶解は、希釈水ラインへ直接注入するか、攪拌されている溶解槽中へ素早く投入して下さい。 攪拌が弱い場合やゆっくりとした添加、またつぎたし溶解の場合は完全に分散するまで長時間必要になります。
短時間で性能が出てきますが、安定した性能を出すためには、数十分間の時間が必要になります。
また、連続溶解装置を使用することにより、更に短時間での溶解が可能となり、溶解設備もコンパクトになります。

取扱上の注意

Eシリーズはエマルション型の液状凝集剤ですので、長時間静置しておくと、分散している粒子が少しずつ沈降し、上部に分離が生じて来ます。
従って、使用に際しては、定期的な撹拌操作を行うことをお勧めします。
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